イニエスタにTOKIOに日大に…インターネットが記者会見を変える


最近は、ニュースをにぎわす記者会見が多いです。

昨日はイニエスタの加入会見がありましたね。最近だけでもTOKIOの件や日大アメフト部の件などもあり、記者会見がネットやニュースで話題になることが多いです。

インターネットと記者会見

注目される記者会見はインターネットで生中継されることが多いです。記者会見というのは英語でいうとそのままpress conferenceということで、あくまで報道機関へ話をする、というのが本来の趣旨です。

しかし、昨今はインターネットの発達、スマホの普及によって本来は報道機関へ話をする記者会見をそのまま生中継で見ることができます。これは非常に意味のあることです。

一般人が報道機関というフィルターを通し故意に編集した情報だけでなく、そのまま純粋にその言葉を聞くことができます。こういう言い方をしますと報道機関が記者会見の内容を意図的に変更しているように受け取られかねませんが、そういうことが万が一あったとしても、そういう事態を防げる、という意味です。

インターネットによって報道機関を超えてだれでも情報を発信できるようになりました。同じように報道機関を超えて誰でも情報を受けることができるようになった、ということです。

メディアとインターネットの付き合い方

ジャニーズは昔からインターネットの情報については厳しく管理してきました。その反動なのかなんなのか、SMAPも3人のほうはインターネットへ積極的な姿勢を見せているのが印象的です。

TOKIOの件も、あの記者会見はインターネット上では生中継されないという通常とは逆のスタイルとなっていました。もっともあの時は世の中からの注目にこたえて、各メディアもこぞって生中継をしていましたけどね。

雑誌、新聞、テレビ、ラジオと多くのメディアがある中で、インターネットとの付き合い方というのも、また一つ注目している点でもあります。

めっちゃ極端な言い方をしますけど、これまではテレビといった影響力の大きなメディアに干されてしまったら一切の活躍ができなかった芸能人であっても、インターネットであれば、いわゆる「干される」という現象は存在しません。自分自身がメディアになるからです。

音楽でもそうで、万が一「干されて」しまって各種イベントに出演できず、ライブハウスにも断られ、レコード屋さんでもCDを置いてもらえなくなり…となったとしても、インターネットであれば自由な音楽活動をすることができます。

実はこういうのってとても大きなことだなとも思いますね。

メディアとインターネットの付き合い方も含め、こういった記者会見のインターネット中継はとても面白いなと思います。