据え置きゲーム機とパソコンは統合されていく話


これはスタエフの文字起こしをブログ化したものです

承知いたしました。いただいた文字起こしを元に、いつもより少し短めの記事を作成します。


次世代XboxにWindows搭載か?据え置きゲーム機が迎える「PCとの融合」という未来

どうも、あやめです。今夜はハロウィンですね。僕もこれから、NFT企画「ブラックキャットハロウィン」の配信を行いますので、ぜひ遊びに来てください。

さて、今日はゲーム業界を揺るがす、こんなニュースについてお話ししたいと思います。Microsoftが開発する次世代の「Xbox」に、パソコン用のOSである「Windows」が搭載される、というのです。

ゲーム機は、もはや「パソコン」である

「ゲーム機にWindows?」と驚く人もいるかもしれません。しかし、近年の高性能な据え置きゲーム機は、その中身も性能も、もはや「ゲーミングPC」と何ら変わりません。ゲームファンやPCオタクの間では、以前から「ゲーム機はパソコンだ」と言われ続けてきました。

そう考えれば、Microsoftが自社のゲーム機に、自社のOSであるWindowsを搭載する、というのは、ごく自然な流れであり、「むしろ、なぜ今までやらなかったのか?」とすら思える話です。

「据え置きゲーム機の敗北」か、それとも「必然の進化」か

この動きを、「据え置きゲーム機が、PCゲーム市場に敗北した」と捉えることもできるかもしれません。しかし僕は、これはゲーム機がたどり着くべき、「必然の進化」なのではないかと考えています。

ゲーム機専用のOSを開発するのではなく、汎用性の高いWindowsを搭載する。そうすれば、開発者はXbox専用のゲームを作る手間が省け、PCゲームの人気プラットフォームである「Steam」や「Epic Games」のゲームも、シームレスに遊べるようになります。

ユーザーにとっても、高価で管理が大変なゲーミングPCを用意しなくても、Xbox一台で、最新のPCゲームが快適に楽しめるようになる、という大きなメリットがあります。

次に訪れるのは「自作ゲーム機」ブーム?

この流れは、ゲーム業界にさらなる変化をもたらすかもしれません。

XboxでPCゲームの魅力に触れたユーザーが、次なるステップとして、「より良い環境でゲームをしたい」と、自分だけの「自作PC(=自作ゲーム機)」を組むようになる。そんな新しいブームが、生まれる可能性もあります。

パソコンが趣味である僕個人としても、この動きは非常に楽しみです。

据え置きゲーム機のライバルであるPlayStationが、今後どう動くのか。ゲーム機の未来がどうなっていくのかは、まだ誰にも分かりません。

しかし、今回の「XboxへのWindows搭載」というニュースは、ゲームというエンターテイメントが、ハードウェアの垣根を越えて、より自由で、よりオープンな世界へと向かっていることを示す、象徴的な出来事だと、僕は感じています。