Windowsのサポート期限まであと1年半!みんなの会社は大丈夫?


Windowsは何度かのバージョンアップを繰り返しています。

これまで多くのバージョンが登場しましたが、その中でもXPと7に関してはとてもよくできた、そして安定したOSであったと思います。

それでもXPの時代はコンピュータの性能自体がどんどん向上していく時代でしたので、やはり数年たてばコンピュータも買いなおして、ついでにOSも新しくなって、とWindows7を使う人は多かったと思います。しかし、今はそこまでコンピュータの性能が上がっているわけではなく、実はWindows7がサクサク動くスペックであればWindows10も十分動きます。そうなってくると、OSの入れ替えというのはなかなか進まないものです。何かトラブルがあったら大変ですからね。

OSの更新は大変

OSの更新ですが、普段だったらそんな気にせずやってしまうところですし、実際には簡単にやってます。しかし、仕事用のパソコンだけは違います。

ちなみに自分の音楽制作環境はWindows10です。どこかのタイミングでWindows7から移行しました。たしか無料でアップグレードできる最後のタイミングだったような気も。どうせいつかするんだからと、やりました。

ただ、自分の場合はそれで必要なソフトウェアが動くかどうかがとても大事で、もし動かなかったり、誤作動でも起こしてしまったら、それこそただのポンコツバンドマンになってしまいます。このWindows7からの移行は検証も重ねましたし、物によっては運に任せながら移行しました。XPからWindows7のときもそうだったんですけど、それでもそのころはWindows7は64bitでXPは32bitでしたので、多くのソフトウェアも合わせて更新したタイミングでした。だからそれこそいろんなものを一新した感じでしたね。

いまだにWindows7を使う企業は多い?

そんなWindows7ですが、そのサポート期限まであと1年半となっています。2020年の1月にサポートが終了します。サポートが終了すると、OSのセキュリティをなおしてくれなくなるということです。

しかし、実際にWindows7を使っている人はとても多いです。Windows10が登場したとき無料でアップグレードできるサービスがありましたが、それでもOS更新によってトラブルが起きるのを恐れ、アップグレードしなかった人や会社も多かったはずです。実際に、企業はうっかりアップグレードさせないように注意喚起をしたところもあったほどです。

日本の中小企業の45パーセントはWindows7のサポート終了の時期を知らないと答えるアンケート結果もあります。これは世界中で起きていることだと思います。このタイミングを狙って、ハッカーが悪いことを企んでいる可能性も十分想定できます。自分の会社は大丈夫だから関係ない、そもそもバンドマンだし関係ない、ということではありません。自分の個人データを預けている会社、社会のインフラに関わっている会社がなんからの被害を受ければ、回りまわって自分に返ってきます。たかがOSの更新ごときで、と思いますが、そんなものが社会全体でサポートしていかなければならないほどの時代になったということです。

この問題、きっと来年の今頃、けっこう騒がれてると思います。もしかしたらマイクロソフトがサポート期限を延期するかもしれませんけど。