AIについてはこのブログでもたびたび登場しているテーマです。もちろん映画やアニメにでてくるような人格のあるような人工知能をイメージしがちですが、必ずしもそういうものばかりをAIと呼ぶわけではありません。
AIが自分で考え、自分で勉強し、自分でアウトプットする、そんなイメージです。必ずしも会話ができるようなものを指す言葉ではないのです。
AIは人間の仕事を奪うのか
そこでたびたび登場するのが、AIが人間の仕事を奪うのか、ということです。現在、あらゆる分野でAIが仕事ができるのかどうかの研究が進められています。
たとえば自動運転が主流になったら、タクシードライバーという仕事はなくなるかもしれません。実際、AIとは違いますが自動改札機や自動発券機が主流になってから、改札口や発見所での人員は削減することになってますよね。
同じように音楽でも自動作曲はかなり進化しています。前にブログでこのあたり書いたので、音楽も含めて興味ある人はこちらもぜひ。曲も聞けます。
記事内でも書いていますが、AIのすごいところは1000曲作っても、1001曲目をすぐに作ることができる逞しさです。そういう意味で、個人的にはAIによる作品作りというのもとても興味のある分野であります。
少しずつ導入されていくAI技術
今回の高校野球から、朝日新聞がAIによって記事を書く、ということが行われています。
甲子園にAI記者、1秒で記事に データ8万件、金足農の劇的結末どう書いた 準々決勝を検証、あの表現も(withnews) – Yahoo!ニュース
こちらの記事には、同じ試合をAIが書いた記事、記者が書いた記事を比較することができ、とても興味深い内容になっています。
AIは、送られてきたデータだけで記事を書きます。そのため、「特大のホームラン」といった試合を見た人にしかわからないような表現はできません。そのかわり、絶対に間違えることはなく、試合終了後1秒後には記事が完成されます。
実際に文章を比べてみると、たしかに表現の仕方には微妙な違いがありますね。試合の臨場感はやはり記者が書いたもののほうが短い文章ながらも伝わってくるように思えます。ただ、こういったことも機械学習が進めばまた進化するかもしれません。
そのうち、AIがカメラやテレビで映像分析しながら記事を書いていくようなことにもなるかもしれませんね。
AIが仕事を奪うというのは、あり得る部分とあり得ない部分があるかなとは思います。うまい具合になじみながら、こういった技術を生活に活かせるようになるといいなと思います。