先日、ネットで電話のアイコンについて話題にあがっていました。
なるほど、たしかにこちらを見ると、こういった古いタイプの電話はもうこういう絵文字でしか見ることがなくなったかもしれません。
黒電話なんて、もう若い子は使い方を知らないのではないでしょうか。数字のところを押すのは直感的には思いますが、回すというのはなかなかない発想かもしれません。実は自分自身も黒電話を知識としては知っていますが、黒電話を使って電話をした記憶があるかというと定かではありません。
アイコンで残る文化
こういった絵文字のようなアイコンで残る文化というのもありますよね。
パソコンでよく出てくる「保存」のマークもフロッピーディスクのものですが、実際に今の生活でフロッピーディスクを使う機会はないと言っても過言ではありません。一応今でもフロッピーディスクドライブやフロッピーディスク自体もまだネットでは売られているようですが、ヨドバシみたいな家電量販店で未だに売っているのかどうか。あったとしてもほとんど売れないでしょうね。
フロッピーつながりといえば、パソコンでシステムドライブがCドライブというのもフロッピーの名残です。昔はA、Bがフロッピーディスク・ドライブで、Cがハードディスクでしたからね。
ワープロ全盛期のころはデータはすべてフロッピーにいれて保管していたものです。今、どこかからフロッピーがでてきたとしても、その中身を確認するほうが大変かもしれません。そういった意味では、紙に印刷されているものは昔のものでも簡単に読むことができるので、紙という媒体の便利さを感じることができますね。
パソコンといえば、電源ボタンって○に|があるマークが多いです。意識してない人も多いかと思いますが、近くのパソコンなど電気機器を見てみてください。スマホなどでも、こういったマークが設定画面や電源ボタンなどにあることがあります。
実はこれも名残です。これは数字のゼロとイチを意味します。オフ状態がゼロ、オン状態が1なのですが、これは二進法であるデジタル信号ならではの表記なわけです。
同じようなことは音の世界でもあります。黒電話の音なんて、日常生活で聞く機会はないですが、スマホのアラーム音としてはメジャーな存在ですよね。
そのうちCDドライブも過去のものになれば、CDのアイコンも同じような存在になるかもしれません。他にもそういうものもあるかもしれないですね。