これだけインターネットの海の中で暮らしていますと、多くのサービスにパスワードを入力しなくてはならなくなります。
みなさんはどのように管理されていますか。
おそらく多くの人が同じパスワードを使いまわししているとは思います。
手帳などにメモする人も多いでしょう。
ブラウザの自動保存にお任せって人もいるかもしれませんね。
パスワードのアナログ管理
自分自身はパスワードをアナログ管理、つまり紙に書いて保管することはありません。
先日、パスワードのアナログ管理に関してのニュースがありました。
SNSやウェブサービスの「パスワード」、アナログとデジタルどちらで管理すべき?(オトナンサー) – Yahoo!ニュース
パスワードのデジタル管理は、情報が流出してしまったらアウト。パスワードのアナログ管理は、手帳を見られてしまったらアウト。
なかなか生きづらい世の中です。
パスワードは長い方がいい
パスワードはできるだけ長い方がいいです。
実は面白いサイトがありまして、一つ紹介したいと思います。パスワードを破る時間の話です。
こちらのサイトで、入力したパスワードがどれくらいの時間で破られるか、というのを調べることができます。
いろいろ試してみましょう。
例えばそうですね、アルバムの発売日である「0227」にしてみますと…
200ナノセカンド、とでます。1ナノセカンドは10億分の1秒です。つまり…まぁ一瞬ってことです。
少しずつ文字数を増やしてみましょう。では「ayame」はどうでしょうか。
300マイクロセカンド、まぁそれがどれくらいかというと…一瞬です。
なかなか一瞬レベルから抜け出せません。思い切って文字を増やして「matenrou」で試してみましょう。
おや、ついに刹那から抜け出せました。5秒です。とはいえ、それでも5秒ですからね。
もう少し長くしてみましょう。ツアーファイナルである「liquidroom」ではどうでしょう。
なんと、いっきに59分となりました。だいぶ伸びましたね!
では、もう一息、「kingrecords」にしてみましょう。
ここで1日です。パスワードが10文字で1時間、11文字で1日と、急に跳ね上がります。
「humandignity」の12文字で試してみましょう。
12文字で4週間です。ここまでくれば現実的でしょうか?4週間が早いのか遅いのか、もはやよくわかりませんけど。
では思い切ってさらに伸ばしてみましょう。
ここから1文字ずつかなり時間が伸びていくので、思い切って伸ばしてみましょう。「ayamesanitsumokakkoii」の21文字ではどうでしょうか。
410ビリオン…つまり4100億年ってことです。
ちなみに地球の歴史は46億年です。つまり、ここまでくればまず安心といえるのかもしれません。
パスワードはランダムの文字列のほうが安心ではないかと考える人もいるかもしれません。ですが、既存の単語をいろいろ組み合わせて文章っぽくするのもありですね。できるだけ長いものにしましょう!
「ayamesanitsumokakkoii」 もぜひ使ってくださいね。