Amazonの天下はいつまで続く?ポイント還元もスタートへ!(追記あり)


Amazonは、いうまでもなく世界最大のネットショッピングサイトです。

自分も何度も利用していますが、みなさんも使っている人は多いのではないでしょうか。値段も安く、配送も早いということで、利便性の高いツールです。

ポイント還元が5月からスタート

そんなAmazonですが、全商品でポイントがつくサービスへと変わる予定です。AmazonはAmazon自体が仕入れをしてお店をやっている場合と、多店舗がAmazonでお店を開くような形で売っている場合があります。

今度から、その多店舗の分でもポイントがつくようになるのです。

これは利用者としてはとてもありがたいことです。

しかし、よくみるとそのポイントはなんと店舗側、出品者側が負担することになるのです。

これはお店としては負担増加となります。

抗えない驚異的なパワー

まるでジャイアンかのような強引な手法です。

これを可能にするのが、まさにAmazonがジャイアンのように強い力を持っていることを意味します。

Amazonのルールに従えないなら他でやれば?

ってことです。実際問題、他で売ろうとどこで売ろうと、基本的なやり方は一緒です。

違いは集客力以外のなにものでもありません。

もしそのお店が多くの顧客を抱えているのであれば、他でやることもできるでしょうが…

こうなってしまうと、まさにAmazonのやりたい放題。この流れはこれからますます激しくなるかもしれません。

この驚異的なパワー、インターネットの世界でこのパワーを持っているのが、Google、APPLE、Facebook、Amazonで、その頭文字をとって「GAFA」なんて呼ばれています。

ルールに問題はないのか

日本ではこのポイント還元について、公正取引委員会が調査をしているという報道がありました。今後の流れにも注目していきたいですが、こういった展開は世界中で起きています。

特にルールが厳しいヨーロッパでは、こういったGAFAへ対抗すべくさらに規制をかけたり罰金を取ったりしていますが、どうでしょうね。

おひざ元のアメリカでもGAFAへの懸念はあります。

その中でもトランプ大統領はAmazonに対して以前より強く批判を続けています。

その理由は税金の問題です。

「アマゾンを巡る懸念は大統領選前から表明してきている。他の業者と違い、アマゾンは州・地方政府にほとんどもしくは全く税金を払っていない」と大統領は29日、ツイッターに投稿。「アマゾンは米郵便システムを配達少年のように使い(米国に多大な損失を引き起こし)、何千もの小売業者を破綻に追いやっている!」と批判した。

https://toyokeizai.net/articles/-/214754

ちなみに、Amazonは日本でも税金を払ってないなんて報道もあります。

日本でもアメリカでも、Amazonは税金の支払いを拒否しているわけではありません。税金がかかってないのです。うまいやり方で。

Amazonは自分自身もそこそこヘビーユーザーですし、利用者としてはとても便利なサービスです。今後はいったいどうなるのでしょう。


2019.4.11 追記

Amazonのポイントについては出品者の任意になるそうです。そりゃそうだよな。