今日はフジテレビが開局して60年となります。
フジテレビは1959年に放送がスタートしました。
1950年代はテレビの時代が始まる
テレビの技術は戦前からありました。戦前でも日本でテレビ放送は存在していました。
その後の戦争でテレビ放送はストップします。日本でテレビ放送が本格化するのは1950年代のことです。
1950年に放送法や電波法など、テレビにまつわる法律が制定されます。
1952年には日本で初めて民間の会社がテレビを販売します。ちなみに最初に販売したのはパナソニックです。そして1953年にはシャープもこれに続きます。
どちらも歴史のある会社ですね!
この頃はNHKの他にも日本テレビが放送を開始していました。もちろん白黒放送ですよ。
小さなテレビの前に大勢の人が集まる様子など、映画のワンシーンなどで見たことがある人も多いことでしょう。スポーツ中継などが大人気でした。
今のような薄型で大きなテレビを見たらびっくりするでしょうね。
1960年代はテレビ放送が定着する時代
50年代の後半は、まさにテレビが一気に広がるときです。フジテレビなど、多くのテレビ局が開局します。
また、1958年には東京タワーも登場し、そこからテレビ放送の電波を送信し、遠くの人でもテレビを楽しめるようになります。
1959年の4月には、皇太子様のご成婚がテレビ中継され、その中継がテレビの普及に拍車をかけたという話もあります。
そして60年にはカラー放送がはじまり、そして今に至るのです。
今となっては、家庭にテレビがあるのは当たり前です。テレビはこの60年、非常に強い影響力を持つ巨大なメディアとして君臨しています。
テレビがない時代は、いったい何をしていたのでしょうね。
今となっては想像しがたい世界です。頭ではなんとなくわかっていても。