QUESTIONより
プロ野球が開幕し、日々テレビ中継をみていますが、DAZNのCMがめちゃくちゃ多いです。野球中継をしているテレビ局が同じ野球中継をするDAZNのCMをしまくるのは不思議なかんじがするのですが…無料/有料で住み分けできるのか、広告料収入のためにはしかたないのか、なにか他に要因があるのか、どうなのでしょう?
野球中継でテレビで見るCMにDAZNのCMが入る。
いわれてみれば、たしかに不思議ですね。
そう考えると、wowowのCMもテレビで流れますしね。
テレビとスポンサーの関係には変化も?
テレビ番組には多くの企業がスポンサーとして参加しています。
基本的には同業他社が一緒にスポンサーとなる場合は少なく、キリンビールとアサヒビールのCMが交互に流れるとか、JCBとVISAのCMが交互に流れるとか、そういうことはないようになっていますね。
テレビというのはスポンサーで成り立っているわけで、そのスポンサーをものすごく気にしてテレビ番組を作ります。
そのため、例えばテレビドラマでドコモがスポンサーならドコモの携帯を使うとか、そういったあたりは徹底して行われています。また、例えばドコモのCMにでている俳優さんがドラマにでるときはドコモの携帯を使わせる、というような配慮も行われています。
近年はどうでしょう、iPhoneのように見ただけではどこの会社か判別できないようなスマホが増えているので、そこまで気にされてないかもしれませんね。
柔軟な姿勢がみられるテレビ業界
昔ほどテレビの縛りのようなものが強くないような感じがあります。
柔軟な姿勢になってきている、とも言えます。それだけ厳しくなっている、ということなのかもしれません。
NHKの紅白歌合戦で(当時は)他社の作品である進撃の巨人やラブライブ!のアーティストを映像付きで登場させたというのも、昔ではなかったことじゃないかなと思います。
アナウンサーがフリーになるときは、もともといたテレビ局で最初の仕事を受ける、というような暗黙のルールもありました。最近はそういった暗黙のルールも無視?する人もいますしね。
いろいろと、そこまでガチガチでもない空気があるのかな、なんて外から見ていて思うのです。
DAZNのCMが民放の野球中継で入るってのも、よくよく考えると不思議です。スポンサーにとっては、視聴者がDAZNに移行してしまったら、自分たちの広告を見てくれなくなるわけですからね。
ただこういうのも、近年のガチガチでもない空気感も関係しているのかな、と思いました。
最近のテレビ業界はどうなんでしょうね。自分自身もそこまで民放を見なくなっちゃったし、テレビ局の知り合いも多いわけでもないので、ぜひ中の人のお話を伺ってみたいものです。