昨年、総務省や日本政府までも口出しし、値段を下げろとまでいいだした、日本の携帯電話の料金。
官房長官が4割下げる余地があるという具体的な数字にまで言及し話題となっていました。
それにあわせて、ドコモが新しい新料金プランを発表しました。
ドコモは昨年より分離プランといって、スマホ本体の値段と通信料を切り分けて提示するようなプランを打ち出すと表明していましたからね。
そして実際に数字上は最大4割下げの料金プランを打ち出してきました。
注目したいのは通信制限の速度
今回のドコモの新プランがどうこうというのについては個人的にはそこまで安いとも思いませんでした。しかし、今回のテーマはそこではありません。
個人的に注目したかったのは、新プランによっては通信制限オーバー後、これまでの128kbpsではなく1Mbpsでの通信が可能になっているという点です。
これ、けっこう大きいことだなと思っています。
3月は全国ツアーで外移動が多く、実は現在の5Gプランでもう2年以上が立ちますが、初めて追加で2Gも投入してしまいました。やはり外にいる時間が長いと、どうしても通信量は増えてしまいます。
もっとも、その原因のひとつはWiFi電波の悪かったライブハウスで視聴していたマリノス戦であるのですが。そこでドカンと通信を使ってしまいました。
せっかくのインターネットの恩恵も、通信制限をくらってしまうと受けることができません。だからといって次々と通信料がかさんで行くのも癪ですよね。
お試しの通信制限生活
現在使っているDMMモバイルは、手動で通信節約モードにすることができます。通信制限の状態にして、もともとある通信残量を使わなくてよくなる設定にできます。
ちょっとどんなものかお試しでやってみました。
前にもブログで書きましたが、音楽を聞くときはあえて通信制限の状態にして聞いたりしてたんですが、他の生活では試したことはありませんでした。
WEBブラウジングやブログ執筆については、大きなストレスもなく行えました。写真のアップロードは時間がかかりますけどね。
LINEも問題なしです。ただ、LINEでいつも行っている動画チェックは厳しかったですね。LINE電話は試してませんが、どうでしょうか。SNSに関しては写真以外は問題ないです。
Google Mapはややひっかかりますが、大丈夫そうでした。いつもやっているゲームも問題なしです。
漫画アプリで毎日少しずつ漫画も読んでますが、こちらはちょっと快適に読むのは難しそうです。
音楽については、最低音質では問題なく視聴できます。音質を一つ上げるとギリギリ…前にブログで書いたとおりAWAの最低音質モードがなくなってしまうので現在ノーマルでやっていますが、ちょっと快適な音楽視聴は難しいかな、という感じです。
動画は、YouTubeは時間がかかりますが、最低画質で視聴可能です。AbemaTV、DAZNに関しては通信節約モードの画質でも視聴不可でした。これは残念なことです。個人的な希望としては、AbemaTVとDAZNは通信料をカットし音声だけで楽しめるような機能を搭載してもらいたいものです。特にDAZNは、ラジオでの野球中継が撤退する中、車や移動中に音だけ聞きたい需要ってあると思うんですよね。
1Mbpsならどこまでいけるか
もしこの通信制限の状態が1Mbpsになれば、このあたりの問題もけっこうクリアしそうな予感もしています。
実際問題どれほど使えるのか気になるところではありますが、これからは5G通信となり、全体の通信速度の底上げが行われます。通信制限が1Mbpsというのが定着するかもしれませんね。大手のドコモがやったということで、他社の動向にも注目していきたいところです。
ちなみに楽天モバイルが通信制限が1Mbpsですので、ちょっと真剣に乗り換えを検討していた時期がありました。まぁいいかなと思ってやめちゃいましたが。