ここ数年、漫画原作の実写化がさらに増えた印象があります。
そのような中、どうしても漫画の世界を実写化することの難しさといいますか、思ってたのと違う…という意見も多くみられますね。
絶対に映画化してほしくない漫画
記事で、絶対に映画化してほしくない作品についてのものがありました。
「絶対に映画化してほしくないマンガ」8選 マンガマニアが厳選 – ライブドアニュース
ワンピースやドラえもんなど、納得のラインナップが続きます。
とはいえドラゴンボールですら実写化されているわけですから、ワンピースだってないとは言い切れませんよね。
前にもこの映画化についてブログを書いたことありますが、個人的には別に映画化すること自体が悪いとは思っていません。
表現が変わることで、新たな魅力を見出せることもあるはずです。あとはやり方の問題なのかなとも思うのですが、尺の問題もありますし、どうしてもどこかキュッとしないといけないこともあるでしょう。
海外でもプーさんやピーターラビットも映画化していますし、こういった実写化ってブームなんですかね。CGの技術もあがり、これまでできなかったことができるようになったからというのもあるかもしれないですけど。
2.5次元は一般化へ?
最近は漫画やアニメを原作とした、いわゆる2.5次元とよばれるミュージカルやお芝居もまた大きなうねりを見せています。ガンダムですら舞台化するなんてすごいですよね。ワンピースは歌舞伎にもなっていますし、るろうに剣心は宝塚でも。
もともとはお芝居やそのほかの映画だってなにか原作があるケースも多いですし、そういう意味ではそれほど不思議な話でもないんです。ここに漫画が登場したというのは、漫画がエンターテインメントとしてきちんと世間に認識された証拠なのかも。なにかの映画で、近未来でスターウォーズの話が童話みたいになって登場するようなシーンもありましたが、現在ある作品だって1000年たてば源氏物語のようなものです。
映画化したら面白そうな漫画
映画化がハマりそうな漫画もけっこう多いです。
最近読んだものだと『ぼくは麻理のなか』とか、2時間ちょいに凝縮してもうまく収まりそう。なんとなく作風もどこか映画っぽいところもあるような。前にドラマ化してるみたいですけど。
『応天の門』とかも実写化がハマりそうですね。平安時代の話です。1話完結ものにしてドラマ化でもよさそう。
ただ、映画化、ドラマ化というのはどうしてもすさまじい人気がある作品であるほうが制作側としてはやりやすいというところもあるでしょうね。まぁこのあたりはビジネスだから仕方のないことかもしれません。来年はどんな漫画が実写化されるのでしょうか。