スマホゲームをやっていると、ガチャをまわすことがあります。
ゲームを左右する、とても大きな瞬間。
みなさんも経験あると思います。
どうしてもあれがほしい、これがほしい…
しかし、なかなかそんなうまくいきません。
物欲センサーが働くからです。
物欲センサーはあるのか
物欲センサーってのは、明確にあれがほしい、これがほしいと思っているとなかなかそれがでてこないという現象です。
先日もプロ野球スピリッツAで柳田選手のSを狙いにミキサーしまくりましたが、一向に出てきませんでした。
まぁ人生はそんなものです。
しかし、スマホは心を読めるわけではありませんし、そんな物欲センサーなんて本当にあるのでしょうか?
冷静に考えてください。わかってますよ。
物欲センサーなんてありません。
物欲センサーの歴史
物欲センサーという単語が一般化した背景としては、モンスターハンターというゲームがきっかけだったといわれています。※諸説あります
モンスターハンターというゲームは、モンスターを倒したときにドロップするアイテムが重要でして、それがでてくるかこないか、欲しいものがなかなかでてこない、というところから物欲センサーという言葉が広がりました。
物欲センサーの正体
これは以前にもブログで触れたことがある、4分44秒の現象にも通ずるところがあります。
狙いの引きがいつまでもできないと、それが心にグサッと刺さり、いつまでもでないもの、という感覚になります。ダメだったときの印象が強まるということです。
とはいえ、だいたいほしいものはレアアイテムです。そもそもが、そんな頻繁にでてくるものでもないです。
中には確率が1%未満のものも。100回やってもダメの可能性もあるわけで、それはなかなか容易なことではありません。
基本的に欲しいものは手に入らないということです。
また、欲しいものがサクッとでたときは、意外とすっとなかったことになります。悪いことだけがいつまでも脳に刷り込まれるのです。
実際に先日は則元選手のSランクが一発で出ましたしね。
あながち嘘でもない可能性も?
近年はあまりないでしょうが、昔のプログラミングですとどうでしょう。
ランダムでなにかが起きるゲーム性は、ゲーム内のプログラミングでの乱数をもとに決まります。
それは明らかにランダム、偶発性によるもののように思われますが、あながちそうではありません。
乱数はコントロールできます。どう行動したか、その時の時間など、あらゆる要素をもとに制御することができます。
それを利用して、通常の人間ではできないような仰天プレイをするTASと呼ばれるジャンルもあるくらいです。理論上はどのゲーム機でもそれが可能なのですが、普通の人間ではできません。
そういったことから、例えば何度やってもでないけど、一度ゲームを立ち上げなおしたらとか、少し時間を置いたら出た、なんてことも…
まぁないですね。
そんなことで変わる程度のプログラミングではないでしょう。
以前はスマホゲームも、悪意があったのかなかったのか、ガチャ結果に左右するようなプログラミングがあり問題になったこともありました。
現在は可能性を明記するなど、こういったガチャに関しては厳しい取り決めがあります。
そんなことはわかっているのですが、欲しい選手というのはなかなか出てこないものです。
不思議ですね。