VRゲームというのはなかなかすごくて、人間の持つ脳の錯覚まで支配し、体は本当にその状況にいるかのような反応を起こします。
VRの綱渡りやジェットコースターなどが怖く感じるのは、まさにそのためです。
とはいえ、あくまでゲームはゲームです。
本当に殴られるゲーム
そんなゲームですが、ついに本当に殴られるゲームというのが登場しました。
海外で制作された対戦型VRゲーム 実際にロボットが殴ってくる – ライブドアニュース
アイデア的にはなかなか強引で、VRでゲームをしている人の前にロボットがいて、ゲームに合わせて本当に殴られるというもののようです。
こちらの記事内にある画像も参考までにスクショしておきます。
これはなかなか…ゲームセンターにあれば面白そうですが、家庭にはとても設置できなさそうですね。
しかし、これまで実際に痛みを感じるゲームというのはなかったように思うので、新しい試みです。
なにかこう、ヘッドギアを付けて脳に信号を送って実際に痛覚を、みたいなソードアートオンラインみたいな流れを想像しがちですが、このアナログ感がなんか憎めません。
ゲームのリアル感
昔のゲームは、リアルさには程遠い内容でした。
それこそ画像はドットですし、セリフは音声ないですし。
その後、ゲームも進化して、莫大な予算がかけられるようになります。
フルボイス、さらには映画のような映像に圧倒されます。
ゲームの進化は、リアル化とも言えます。
とはいえ、リアルさがあればあるほどいいゲームかというと、それはまた違います。
例えばストーリーも、小説は文字だけ、漫画は文字と絵、映画は映像と音という具合に、そのリアルさは同じ話を伝えるでも変わります。
とはいえ、小説や漫画も、脳内でそのリアリティを補完することができるのでその世界が広がっていくわけです。
だからといって映画がダメかというとそういうわけでもありませんけどね。
ゲームの未来はいったいどのようなものになるのでしょうか、とても楽しみですね。