毎年この7月初旬は、サッカーファンをやきもきさせるビッグイベントがあります。
それが天皇杯です。
天皇杯は正月に決勝戦をやっているので、暇な正月でチャンネル回すと昼間にやっているアレです。
また、クリスマスなど年末時期には準決勝などをやっているので、見かけたことがある人もいるかもしれませんね。
アマチュアチームもでる天皇杯
そんな天皇杯は、実はだいぶ前からゆっくりと行われているサッカー界の超巨大なイベントです。
プロだけではなくアマチュアチームも参加します。
そこが日本の天皇杯の面白いところです。
もちろん優勝したら賞金をもらえます。1億5千万円です。
大学チームも出場しますので、大学もその優勝賞金を得られることができます。(学生はもらえないでしょうけど)
都道府県最強を決める大会が、地域によっても異なりますがだいたい3月から5月くらいの間に行われます。
そこで優勝したチームが都道府県代表となり、天皇杯へ参加することができます。
J1、J2チームはシードですので、2回戦からの出場となります。
それがちょうど昨日行われました。
サッカーはジャイアントキリングが起きやすい
いろいろなスポーツを見ますが、サッカーは比較的ジャイアントキリングが起きやすいスポーツだと思います。
ジャイアントキリングというのは、弱いチームが強いチームを倒すことです。
日本だと下克上みたいな言い方もしますね。
判官贔屓って言葉もあるように、なにかと弱いほうを応援しがちなわけで、こういうジャイアントキリングが起きるとなんかスカッとしますよね(笑)
もちろん応援しているチーム以外の話ですけどね。
さらにリーグ戦ではなく、一発勝負のトーナメントであるってこともまた、ジャイアントキリングが起きやすい要因ですね。
さて昨日の天皇杯ですが、やっぱりジャイアントキリングがいくつか起きました。
最近多いような気もするんですけど、どうでしょうね。
昨日は名古屋グランパスが大学生チーム相手に0-3の完敗をはじめ、湘南ベルマーレ、コンサドーレ札幌も負けてしまいました。
僅差の試合も多く、実はマリノスも立命館大学相手に僅差での勝利でした。
プロアマ混合は面白いけど大変そう
実はけっこう天皇杯は昔から好きで、こういうプロアマ混合での一発勝負のトーナメントって面白いですね。
いったいどこまで勝ち上がれるのか、やっぱり応援したくなるものです。
しかし、スケジュールの調整など、プロアマとなるとなかなか難しそうですね。
アマチュアにはアマチュアの大会もありますしね。
以前は高校生もこの天皇杯に出ることができました。
マリノスが市立船橋と天皇杯でPK戦にまでもつれ込んでヒヤヒヤで勝ち上がった試合を今でもよく覚えています。
しかし、スケジュール調整の難しさから、高校生チームの出場は不可となってしまいました。
高校生がJ1チームを倒すところを見たいですが、これも仕方のない話です。学生のスケジュールが一番大事ですからね。
今年はどこが優勝するでしょうか!!