つい先日も同じような話を書きましたが、アニメは30分、ドラマは60分という1話あたりの時間がなんとなく決まっているイメージがありますよね。
それはテレビの枠による影響が強いわけです。中途半端な時間の作品ですと、テレビ欄がめちゃくちゃになっちゃいますからね。
映画ですらテレビの都合でテレビ放映の際に短くしてしまうときもあるくらいです。
なんだかんだでこれまでの映像コンテンツはテレビの影響力が大きいということです。
衝撃、1話あたり6分のハリウッド映画
新しいハリウッド映画で、なんと1話あたり6分の作品を作るというニュースがありました。
動画視聴がテレビ放送から動画コンテンツという形での配信になることで、空いた時間に好きなものを見る、という視聴スタイルへ変わってきています。
長い動画を空いた時間で少しずつ見るという手もありますが、映画を10分ずつ区切ってみるとなんだかわけわからんことになりそうですよね。
この隙間時間を逆に逆手にとって利用したのが、この1話あたり6分という短さです。
これは若者が1回あたりにスマホを触る時間の平均からとったそうです。つまり、6分というのは絶妙の隙間時間なのです。
将来的にすべての動画コンテンツが6分になるとはいわないですが、短い動画コンテンツのトレンドはある程度やってくることになると思います。
というより、隙間時間で楽しむものと、長尺で楽しむものの二極化が進みそうですね。
日本でも5分アニメや10分アニメがありますが、このコンテンツの長さに注目してもライフスタイルの変化が垣間見えるわけです。
もしかしてスポーツも
実は、もしかしてこの流れはスポーツにも来るのかなとちょっと思っています。
生中継で楽しむスポーツであれば長い尺のほうがいいですけど、動画コンテンツで考えると、短い尺でぎゅっとロマンが詰まっているもののほうがネットとの相性もいいかもしれれません。
まぁ生中継で楽しみたい人が多いのがスポーツなので、どれだけ当てはまるかわからないですけどね。
そういう意味では相撲とか競馬レースとか、短時間で完結するスポーツは動画配信と相性がよさそうですね。ダイジェストにしなくてもちょうどいいサイズ感です。
スポーツ競技は新しいものが次々と開発されているわけで、これから今からできる種目がサッカーや野球にとって代わるメジャーなスポーツになる可能性だって十分あります。
スポーツはなんだかんだでスポーツビジネスと合わさり巨大化していくので、こういった配信や中継なども加味しながら生まれていくのかもしれません。
未来ではどんなスポーツが行われているのか、楽しみです。