ニュースを見ていたら、「覚醒剤ワニ」というパワーワードがでてきました。
なんだか強そう…というかヤバそうですね。Twitterでもけっこう話題になったみたいです。
これはいったいなんのことでしょうか?
覚醒剤を下水に捨てないで
ニュースを見ますと、覚醒剤を下水に流すことによって、その水が川へ流れ、覚醒剤をワニが摂取するという恐れがあるそうです。
下水への薬物混入で「覚醒剤ワニ」が…米テネシー州で呼びかけ – ライブドアニュース
実際に覚醒剤を摂取した動物が狂暴化することがあったそうです。
記事にもあるように、ワニだけではなく鳥なども狂暴化したら、人間に害を及ぼす可能性があります。
覚醒剤は下水に流さず、正しく処理しなければなりません。(その前に使うなという話ですが)
覚醒剤と狂暴化
覚醒剤ってそもそも狂暴化するものなのでしょうか。
こちらに、覚醒剤で狂暴化したリスの動画があります。
覚醒剤に含まれるメタンフェタミンが原因とのことです。
【映像】覚せい剤を与えられ”凶暴化” 米の家宅捜査で発見したリス(アフロ) – Yahoo!ニュース
これだけだと狂暴化しているのかよくわかりませんが…
ただ、精神が高揚することで狂暴化というのはありそうですね。
メタンフェタミンというのは、1800年代後半に日本で合成された有機化合物です。当時は覚醒作用は発見されなかったそうです。
その後、士気向上や疲労回復などを目的に、国内外で戦争を通じて兵士の間で流行します。日本でもヒロポンという名前で売られていました。戦後、日本では酒やたばこが著しくなくなり、嗜好品として日本軍の備品の薬が一気に闇市場へ流れたといわれています。
薬物乱用、ダメ。ゼッタイ。