意外な盲点…QRコードで〇〇が筒抜け


QRコードというと昨今はキャッシュレスの決済でも使われ、そのイメージも強くなってきました。

ですが技術としてはそれなりに古く、仕事でも商品管理であったり、日常生活でも紙媒体の広告からURLを貼ったり、再配達の申し込みなどでも使われるようになりました。

画面でも印刷物でも同じようにQRコードは使えますし、WEB上にあるサービスを使えばだれでも簡単にQRコードを作ることができます。

そんなQRコードですが、当たり前ですがぱっと見はどんな情報が書いてあるかわかりません。

それであるがゆえに、こんな注意喚起がTwitterで話題になりました。

QRコードで個人情報が筒抜け

最近はQRコードを使って電子お薬手帳に簡単に薬に関する情報を登録できるようになっています。

その場合は薬局からQRコードが印字された紙を渡されるわけですが、このQRコードの取り扱いには注意が必要です。

【超重要】QRコードで電子お薬手帳にデータを登録するときの注意点について

このQRコードには、薬の内容だけではなく、患者さんの名前や住所などの個人情報が記されているのです。

そのため、破棄する場合は念のため、QRコードの部分が破けるような処置をしてから捨てることを推奨注意喚起でした。

なるほど、これもし文字で印字されていれば自分で自然に破いたりするかもしれませんが、QRコードは何が書いてあるかわからないからこそ、こういった大事な情報もうっかり読み取れる状態で捨てる可能性はありそうですね。

QRコード決済にも新たな動き

QRコードということで関連したお話ですが、JPQRという新たな企画が登場します。

それも8月1日、もう数日後のスタートです。

現在は多くのQRコードが乱立している状態で、お店でもなんとかペイで…と伝えなければなりません。

なにペイで決済するかでお店側も操作を変える必要があるからです。

その乱立したQRコードがこのJPQRで統一されるので、これからはQRコードを見せればなにペイでもOKということになるのでしょう。

イメージとしては、クレジットカードはそれをスッと出せば問題なく決済できますが、それがVISAでお願いします、JCBでお願いしますと乱立していたら…というのに近い話です。

ちょっと不便なQRコード決済に風穴を開けてくれるといいのですが、どうでしょうね。