昔からこんなに雨降ったっけ?近年ゲリラ豪雨が増えている理由とは!


週間の天気予報を見ると、晴れマークが並んでますね。

このブログを書いている28日13時半現在、まだ梅雨明け宣言はないようですが、さすがにそろそろかもしれません。

昨年は異様に早い梅雨明けだったので不思議な感じですが、今年は長かったですね。

スコールとゲリラ豪雨

いよいよ夏本番ということで、見事に晴れの日々が続きます。

ようやくですね。

今年は雨が多く、こういった晴れを待ち望んでいた人も多かったことと思います。

しかし、晴れているからといって油断してはいけません。

それが突然やってくるゲリラ豪雨です。

熱帯地域ではスコールという呼び方もされ、それを混同する使われ方もありますが、実際にはちょっと違います。

ゲリラ豪雨もスコールも短い時間にすさまじい雨がふる現象ですが、ゲリラ豪雨は積乱雲から生まれる雨で、氷の粒が混じっており、冷たいのが特徴です。

増加するゲリラ豪雨

ゲリラ豪雨は、突然雲が発生し、突然大雨になります。そのため、いつ降るのか予測するのが難しいのが特徴です。

昔から夕立といって、この季節になると突然雨が降ることはありましたよね。ゲリラ豪雨のメカニズムは、基本的にこの夕立と同じです。ですが、降る量が違います。

昔からこんなにゲリラ豪雨ってあったっけ?

と感じる方も多いと思います。実際に、ここ数十年でゲリラ豪雨は増えています。

その理由は複雑なのですが、一般的にはやはり都市化に関係しています。

地面はアスファルトで舗装され、緑地が減っています。エアコンなどの排気により、温度も上昇します。

いわゆるヒートアイランド現象です。

これにより地表にある水分が一気に水蒸気になり、雲になってゲリラ豪雨となると…それを繰り返すわけですね。

こういったゲリラ豪雨はある意味は人災とも言えるわけです。

本当はこういうところも含めての都市計画が望まれるところではありますが、なかなかそれも難しいことです。

科学技術が発達すれば、こういった問題もクリアされることもあるかもしれませんが。

天気予報はこまめにチェックして、豪雨には気をつけましょう。