昔だったら、いつまでもゲームやネットなどでいつまでも遊ぶ子供から端末を取り上げて、物理的にやらせないようにする、なんて話はありそうですが、それも難しくなってくるのでしょうか。
海外で、母にスマホを取り上げられながらもツイートをつづける子供と、母のやり取りがネット上で大きな話題になっていました。
母にスマホを取り上げられたネット中毒の15歳少女、3DS、Wii U、を経てLG冷蔵庫からツイート送信に成功! …はフェイク?
もっともフェイクの可能性もあるということですが、こういうのも今の時代ならではのものですね。
スマホから冷蔵庫まで…
この子供はスマホを取り上げられましたが、その後ゲーム機、そして最終的には冷蔵庫からツイートをすることに成功しています。
冷蔵庫というのは、スマート冷蔵庫でネットワーク機能を持ったものなので、みなさんが思う冷蔵庫とちょっと違うものです。
身の回りにあるものでスマホとパソコン以外ですと、やはりネットワークにつなぐためにはゲーム機かネットワーク対応のテレビがそれにあたるでしょう。
PSPが登場したときはまだスマホもない時代でしたし、WiFiにつながればWEBも見られますし、メールもブラウザ上から可能でした。これはけっこう画期的だなと当時思ったことがあります。
ブラウザが使えれば多くのWEBサービスは利用できますので、なんだかんだでスマホを取り上げてもSNSを利用することはできます。
SNSを奪うのは難しい
自分の場合はスマホを落とすことはあまりないですが、途中で紛失した場合や、電源が切れてしまうことはあるかもしれません。
WEBブラウザ上でログインできるタイプの連絡手段ですと、最悪の場合は誰かのスマホを使ったり、どこかのパソコンからでも連絡手段をとれるというのは、バックアップ機能としてはけっこう便利なことです。
まぁ、IDとパスワードをしっかり覚えていることが大前提ですけどね。
SNSの多くはWEBブラウザでアクセスできます。近年はいくつかのSNSに分かれていますが、そう考えるとブラウザでアクセスできるのってあると便利な機能だなと思います。まぁそういったところで、LINEがブラウザから使えなくなってしまったのはちょっと残念ですね。
まぁそういう意味でも、ネットやSNSを子供から奪うのは難しくなっていくのかもしれません。
子供がYouTubeを見すぎるから使用を制限したくとも、近いうちにはほぼすべてのテレビでYouTubeが視聴できるようになるわけで、それは各SNSもスマートスピーカーなどの普及でより身近な存在になっていきます。スマホだけがSNSの入り口ではなくなるというわけです。
子供からSNSを奪うのは難しいのかもしれません。奪うというより、その使い方を一緒に考えていく方向へもっていかないといけなくなりそうですね。