QUESTIONより
ウェブサイトと同じサービスなのにあえてアプリを作成する理由は、どんな理由があると思いますか?
たしかに、多くのアプリがありますが、中身はWEBと同じサービスというのはよくありますね。
というより、アプリ自体の中身もほとんどブラウザと同じじゃないか、というものも多いですしね。
ウェブサイトで何でもできる
まぁ実際問題、ある程度のサービスはアプリにすることなく、ブラウザひとつあれば問題なくサービスを利用することができます。
地図アプリも動画サイトも、SNS、ネット通販、メールだってそうです。最近はwordやExcelもブラウザで利用できます。
ブラウザで利用可能というのは非常に強みでして、現在こそスマホはiOSとAndroidの二強ではありますが、ブラウザで利用可能のサービスはこの二つのOS以外の第三、第四のOSが登場したとしてもその互換性を維持することができます。
例えば自分はスポーツブルというスポーツ関係のサイトをよく見ているのですが、リビングのテレビはAmazonのFire OSを使っているため、スマホやタブレット用に用意されているアプリを使うことができません。ですが、内蔵されているブラウザで同じサービスを受けることができるので、スポーツの生中継を見ることができます。
同じようにChrome OSはブラウザのChromeだけで成り立っているOSですが、それが可能なのも、ブラウザで利用できるサービスが充実しているからでしょうね。
以前でしたらFLASH、現在はHTML5の技術のおかげで、こういった動画関係のサービスはかなり充実するようになりましたね。
それでもアプリ化したい理由は?
しかし、それでもアプリにしたい理由があるのであれば、それは使い勝手でしょうね。
そのサービスに特化したインターフェースを用意することで、見た目も利便性も向上します。
実際問題、やっぱり多くのサービスはブラウザではなくアプリを利用します。
これはパソコンだと話は別です。パソコンだとブラウザを使います。スマホやタブレットはアプリを使います。
この差はなんでしょうね。画面の大きさもあるでしょうが、ユーザーの操作がマウスかタッチかにもよるのかもしれません。
あとはアプリ化することでホーム画面から一発でサービスを利用してもらえるというのもあるかもしれません。ユーザーとしては使いやすいわけです。
その一方でブラウザにするデメリットもあります。なによりも開発費です。
というのも、いつまでも古いまま利用するわけにもいきません。OSも端末もどんどんバージョンアップしていくので、それに合わせてアプリも微調整が必要です。
実はアヤノ.メのアプリ化も考えたことがありましたが、この理由で見送りました。
まぁアプリ化したほうがいいものも、しないほうがいいものも、ケースバイケースということですね。