ネットショッピングの最大手、といえばやはりAmazonでしょう。日本でも多くの人が使っていると思いますが、お膝元のアメリカではさらに次への動きを見せています。
Amazonがリアル店舗に
Amazonはかねてよりリアル店舗への進出を試みています。
通常であればリアル店舗がAmazonなどネットショッピングに出品するようなイメージですが、その逆の動きは既存の小売店を脅かす存在となるでしょう。
しかもこのAmazonのリアル店舗は、一味違います。
レジもなく、会計もありません。
お店の中に入るときにスマホをかざして、改札口を抜けるようにお店に入ります。そして欲しい物をかごにいれて、そのままお店を出れば、勝手に決済されているような形です。
こういった会計システムはまだ日本では登場していませんが、コンビニ各社も研究や実験を進めているところで、次に迎える2020年代には主流になっていくかもしれませんね。
なんでもネットに、とはならない
多くのものがネットに置き換えられているわけですが、なんでもかんでもネットに、とはいかないのでしょう。
とくに物流関係は宅配をせざるをえなく、限界があります。
もっとも自宅に宅配せずにものを届ける方法もあって、例えば駅などに宅配ボックスを設置なんかも日本では積極的に進められていますし、ドローンで配送という技術も進むかもしれません。
とはいえ、なんだかんだで小売店で物を買うという根本的な形はそう簡単になくなるものでもありません。
鞍替えは柔軟に、迅速に
昔からそうだと思いますが、成功している会社は鞍替えがとても柔軟です。
Amazonなんか、そもそもネットショッピングで一世風靡した会社なのに、真逆の小売店に進出するなんて魂を売ったのか、みたいに感じる人もいるかもしれませんが、そういうことではありません。
そもそもAmazonは他にも多くのサービスを展開していますし、Amazonに限らずどこの会社もいろいろなことをしています。
(まぁ、Amazonはネットショッピングもまだやってるわけで、鞍替えとはちょっと違いますけどね)
歴史の長い企業はいろんなことやってますよね。起業時と業務内容は変わっているところはあるかもしれませんが、どんな内容のビジネスでも、やることは変わってもスピリッツ的なものは継続しているのかなぁとは思います。
Amazonとか大きくなりすぎて嫌っている人も多いかもしれませんが、個人的にはどんなことをやってくるのか楽しみにしている会社の一つでもあります。
日本でもそのうちAmazonのスーパーマーケットができる日は来るのでしょうか。