バンドマンだと東京、関東近郊に在住している人は多いです。もっとも今でこそネットが発達していますし、住まいがバラバラでも音楽活動はできるような時代ではありますが、それでもライブやリハーサル、撮影など稼働すべき業務も多く、そのたびに新幹線や飛行機に乗って…というのはなかなか費用がかかってしまいますね。
作曲家の方などはたまに地方で活動される方もいますが、やはりなにかと音楽活動も東京だと便利だな、と感じることは多々あるわけです。
そんなこんなで、今もやはり自分自身が地方へ移住するということは考えていません。完全にネットだけで完結できるような仕事ならばという感じなんですけどね。
脱東京は可能なのか
現在、大手町を再開発して本社の移転を進めている三井物産ですが、事務所だけを残し賃貸にしてしまおうか、と決算説明会の中で社長が語っていた、というのが話題になっています。
もちろん三井物産が東京にいられないくらい業績が悪化しているとかそういう話ではなく、必ずしも多くの社員を一挙に東京の一等地へ集めなくてもいい、という考え方もあるということを提示した形になります。
もっとも、大手町に会社がある方が便利なこともあるでしょうが、そのあたりは天秤にかけてどう経営をしていくかという話なのかなというところ。
大手企業の脱東京がこれからはじまるのか、このあたりも注目ポイントです。
首都移転はどうなる
前にもブログで紹介しましたが、日本にも首都移転という話がなかったわけでもありません。
しかし、現在は積極的な議論は行われておらず、しばらくは東京から別の場所に首都が移転する可能性はないかなと思います。
日本で首都移転をする可能性はあるのか!するなら候補地はどこ?
海外の首都移転は、人口増加などへの対策であったり、まだ未開発な場所に首都を作ってそっちを盛り上げよう、みたいな思惑もあったりします。海外で首都移転してるから日本でも、というわけにもいきませんね。
その一方で、文化庁が京都へ移転するなど、一部分において地方分散の動きもあります。
人の分散はまだ先
なんだかんだで文化、行政、ビジネスの中心地は東京にあるわけで、そこに人が集まるのも当然の話しです。
人口が一気に集中していますが、人を分散させるだけではなく、他の部分を分散させて初めて人も分散するのでしょうね。
今は行政やビジネスでは少しではありますが、分散の動きが見られています。
ネットの発達や交通手段の発展と合わせて、こういった地方分散の動きが今後どのような形でみられるのか、注目していきたいところですね。