QUESTIONより
機種変したスマホに、高速充電といたわり充電が選べる機能がついてました。バッテリーを長持ちさせるにはどちらを日常使った方がいいでしょうか?
最近、高速重電やいたわり充電が標準でついている機能が増えてきましたね。スマホだけではなく、ノートPCでもそれに似たような機能があります。
高速充電といたわり充電
用語解説からしていきましょう。
高速充電は、通常より短い時間で充電をするやり方です。これは使っているスマホが対応しているだけではなく、使う充電のアダプタやケーブルがそれに対応してなければ利用できません。
アダプタのワット数が高ければ高速充電できるということです。しかしアダプタは単純に大きいものがワット数が高いというわけでもなく、書いてある数字が重要です。
近年はスマホのバッテリーが大容量になってきています。そうなると、それだけフル充電するのに時間がかかるということで、こういった高速充電の出番は増えてくるでしょう。外出前のちょっとした時間などでは便利そうですね。
いたわり充電は、表記は同じでも各社微妙に内容が違うかもしれません。SONY製のパソコンは、フル充電にならないように調整してくれるものです。実はバッテリーはフルの状態で保つより、50%ほどで保つ方が長持ちするといわれています。
同じSONYでもスマホは少し内容が違って、調べてみたらその人の生活習慣を記録するところから始まるみたいです。これなかなか面白いですね。例えば寝る前に必ず充電し、朝起きたら外す人は、だいたい1日の中で何時ごろ充電するかという規則が決まっています。その規則に合わせて、フル充電のままバッテリーにつなぎっぱなしにならないように、朝起きるくらいに充電が終わるように調整してくれるということです。
これは規則正しい生活をしていないと使えない機能ですね。面白いですが、使い方には注意しないと、必要な時に十分な充電がされてない、みたいなことにも?どうなんでしょう。
スマホのバッテリーは長持ちさせたい
スマホのバッテリーは、それはもちろん長持ちさせたいものです。
つなぎっぱなしで操作したりすると、バッテリー容量はどんどんダメになっていきます。今使っているAndroidのスマホは新しいのでかなり電池が持ちますが、iPhoneは古いのでするすると電池がなくなっていきます。それでつなぎっぱなしで操作するので、またバッテリーが劣化するという、スパイラル状態ですね。
昔はバッテリーは定期的に完全ゼロにしてフル充電にしたほうがいいとか、いろんな話がありました。しかしそれもいろいろな説があり、必ずしもそうは言い切れなくなってきています。
使い方の面では、例えばWiFiやBluetoothなど、使わないときはオフにしたほうがいいというのがあります。究極の長持ちは機内モードです。さらに言ってしまえば電源をオフにするとか。
あとは、画面を常に暗くしておくことです。バッテリーは充電すればするほど劣化するので、充電をしないように画面を暗くするということです。同じ理由でバックグラウンドで処理させないようにするとか、不要なアプリは消すとかも。
しかし、正直なところ、そこまで気を使って生きていくのもなんか変な話だなと思っています。多少無茶な使い方をしても、2年くらいは十分まともに動いてくれるようにも思います。
5,6年同じスマホを使うのであればバッテリー交換もできるでしょうし、その前に機種変更もする人も多いでしょうし、そこまで気にしなくてもいいんじゃないのかな、と最近思うようになりました。