新しくパソコンを新調したい、でも何を買おう、と悩む方は多いと思います。
春先にかけて入学や入社シーズン、さらにはコロナ騒動によるリモートワークなど、パソコンへの需要はそれなりにある時期ではあるかなと思います。
パソコンかiPadか論争
近年は、タブレットがかなり高性能で、その中でもiPad Proはそのへんのパソコンに負けないスペックを搭載しています。
正直なところ、昔の概念はもはや覆されたといってもいいでしょう。文字書きやメール送受信、動画、WEBブザウジングはもちろんのこと、動画編集、音楽編集なども簡単に行うことができます。もちろんテレビ会議も。
専用のキーボードもありますし、苦手だった長文入力も問題ありません。電池の持ちもいいですし、家でも外でも自在に扱うことができますね。
実際問題、iPadがあればなんでもできます。アプリケーションも豊富ですし、操作も簡単です。
じゃあ、パソコンを買わないでiPadを買えばいいのでは?と考える人も増えていることでしょう。
ですが、上記の話は多くの作業をiPadでできるようになっている、という話であり、iPadだけでいい、という話とはちょっと違います。少なくとも2020年現在に置いては、まだまだ作業の柔軟性や応用度は、パソコンに利があります。
WindowsかMacか論争
これはたまに自分も聞かれることがあります。WindowsかMac、どちらがいいのか、という話です。これはもう何十年も前から議論が繰り返されてきた話です。
結論を言ってしまうと、どちらでもいいというのが答えです。
使えるソフトウェアの話ですが、たしかに一部はWindows専用、Mac専用のソフトは存在します。しかし多くの作業はそのソフトじゃなければできないことはありません。例えばFinal Cut ProというMac専門の有名な動画編集ソフトはありますが、動画編集はそのソフトじゃないとできないわけではない、ということです。
学術的な研究用、プログラミング用などでたまにかなり専門性の高いソフトで、他のソフトで代用できないものを動かさなければならないこともあります。そういう可能性のある人は、それに合わせてMacかWindowsを選べばいいことでしょう。
ただ、こういう話になると、Macのほうが有利かもしれません。
WindowsでMacのソフトを動かすことは基本的にはできませんが、逆にMacでWindowsのソフトを動かすことはできます。さらにMacにWindowsを入れてしまうBoot Campという方法もあり、Macならば両刀使いができるというメリットもあります。2つOSを入れて、仕事用、プライベート用とOSを完全に区切って使うことによって、ついうっかりの情報漏えいなどへの予防も可能かもしれませんね。
※最新MacはBOOTCAMPに対応しなくなりました(2021/4/28追記)
ハードウェアそのもののスペックや価格はどうでしょうか。
自分は長いことWindowsとMacの両方を使っていますが、実感としてはやはりMacはとても質が高いように感じます。ハードウェアそのものがよくできているなということです。
さらにMac OSもよくできていて、単純にWindowsとMacで同じスペックだったとしても、Macのほうが気持ちよくスムーズな作業ができる印象があります。古いMacと古いWindowsを比べると、やはり前者のほうが操作が快適な印象がありますね。
OS自体という意味では、ぶっちゃけそこまで大きな違いはないと思ってます。操作の仕方は多少の違いはあれど、どちらもよくできたOSです。
価格については、Macのほうが高い印象を持つ人も多いかもしれません。実はこれは考え方次第で、Windowsは2万円台などでも新品はありますが、超廉価モデルの存在の有無の差であり、相対的にWindowsのほうが安く感じるということです。同モデルで比較すると、Macがずば抜けて高いかと言うと、必ずしもそうはいいきれません。
クリエイターはMacを、というのも、近年はどうでしょうね。自分自信も仕事用で使っているデスクトップはWindowsです。自作PCですからね。
まぁこの論争については、やはり最終的には同じ結論に落ち着きます。ほしい方を買えばいいということです。
次はMacがほしいんだけどどうしようかな〜と悩んでいる人は、同じ作業Windowsでもできるよ、安く済ませたいならWindowsでもいいんじゃない、といっても、なかなか納得してくれない人がいます。多分こういう人は理屈ではなく、Macを買う背中を押してほしいだけなんだろうなと思うわけです。
パソコンというのは仕事の大事な相棒です。やはりほしいものを買うのが一番です。