テレビ番組もちらほらアニメやドラマの本格的延期がささやかれている中、ニュースやバラエティもリモート出演で行われる部分も増え、その影響はひしひしと感じる世の中になっています。
その一方でYouTubeやInstagramをはじめとした配信を行う人も増え、さらにはWEB飲みといった文化も含め、ネットワーク上で何らかのアクションを行う人が増えています。
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みんなで飲み、みんなで見る
こういったエンターテイメントは一人で楽しむのもいいですが、大勢で同じコンテンツを見ながら共有するという楽しみ方もあります。
今は各社、多くのコンテンツをネット上に提供しています。
LINEでWEB飲みをする人も増えている中、面白い機能が実装されました。これがYouTubeをみんなで見るという機能です。
もちろんパソコンなど別の端末を使ってみることもできますが、この機能を使えばスマホだけで画面共有できますし、なかなかいい着眼点だなと思いました。
ライブ映像など、こういった機能を使って友達と一緒に見るのはいいかもしれませんね。
新しい共有の価値観
なにかと強制的にネットワーク上での活動を強いられているエンタメではありますが、主に権利的な問題などもあり、実はエンタメとインターネットというのはこれまで相性が悪いところがありました。主に違法コピーのこともありますが、CDやDVDの売れ行きへの影響というものもあり、宣伝との駆け引きが難しいバランスであるというところが、この20年間の歩んだ道でした。
しかし、インターネットに長く触れている自分としては、エンタメとインターネットは本質的には相性がいいと感じています。
こういったコロナのこともあり最初にその影響を大きく受けてしまったエンタメの世界ではありますが、ここにきてなにか新しい動きも出てくるのではないかという希望も持つようになっています。
どういう形でそれが行われるかわかりません。音楽、芝居といった既存の言葉で表せない新しいエンタメの形かもしれません。
そのキーワードの一つが、この共有の価値観だと思っています。そういうところで、今回のLINEの試みであったり、多くの人がYouTubeなどのに参入したりという動きも、今後のなにかのきっかけになるんじゃないかと思います。
コロナ騒動が終わればリアルでのエンタメの場も復活できるということで、そこでどのような化学反応が起きるかがポイントですね。
こういったところ、ネックなのは権利関係ですので、既存の業界ではなく新規参入のもののほうが立ち回りがしやすいかもしれません。
この状況、嘆いてばかりではいられないということで、自分もいろいろな新しいことにトライしながら、幅広くエンターテイメントを考えていけるようにしたいなと思っています。