QUESTIONより:たい焼きはなぜ「鯛」なのか


QUESTIONより

寒くなってくると、たい焼き食べたい季節になります。 彩雨さんは、たい焼き好きですか?たい焼きって何故”たい焼き”なんだろうって疑問に思いました。(鯛の形じゃなく鮭の形だったら→”鮭焼き”になってたのか…。)


たい焼きはそうですね、まぁ1年に一度くらいは食べるかもしれないなぁ、くらいのものです。

嫌いではないんですが、たい焼きが売っているのを見つけたらつい買ってしまう、というほど好きなわけでもありません。

なぜたい焼きなのか

なぜ鯛なのか、これは面白い指摘ですね。

ちょっと調べてみましょう。

Wikipediaによると、明治時代にはたい焼きはすでに存在していたようですね。もともとは今川焼から派生したものとあります。今川焼とは大判焼きとも呼ばれるもので、たい焼きが円形になったようなものです。

しかし、なぜ鯛なのかという明確な記述はありませんでした。

ちょっとネットで検索してみたら、NHKの番組で取り上げられていたようで、ここに詳しく書いてあります。

たい焼きは、なぜ鯛?→鯛は食べられるものだから。亀、ウサギ、ホームランと試行錯誤の結果。 | チコちゃんに叱られる!

今川焼を売る上で、形を変えたらもっと売れるのではないかというアイデアから、亀やウサギなどいろいろ試し、鯛に落ち着いたという話です。ここでなぜ鯛に落ち着いたかという話に、亀やウサギと違って鯛は食べられるから、とありました。

まぁ亀、ウサギも食べられるんですけど、なじみという意味ではそうですよね。諸説あるようですが、興味深い話です。

変化するたい焼き

もともとはあんこが入っている食べ物ですが、変わり種のたい焼きも多く販売されています。90年代にはお好み焼き風のたい焼きであったり、クレープのようにデザート感覚のたい焼きなども登場しました。

10年程前にはいわゆる「白いたい焼き」が大ブームになりました。

本質的に日本人はきっとたい焼きが好きなんだと思うので、形を変えてまた数年後にブームになるかもしれませんね。

日本では「およげたいやきくん」など、流行歌にも登場する国民食ともいえるたい焼き。寒くなってきたので、ちょっとたい焼きが食べたくなってきました。

最後に、前に作った「およげたいやきくん」のシンフォニックメタルバージョンの動画を置いておきます。