そこまでやるのか!総務省がスマホ乗り換え相談所を設置へ


菅総理になってからというもの、あまり動きのなかった日本のスマホ料金に大きなメスが入りました。

自分自身もこの動きは歓迎ではありますが、ここまでやるのか、というほどです。

スマホ乗り換え相談所

総務省が「スマホ乗り換え相談所」を設置するという発表がありました。

あくまで中立な立場でお勧めのスマホプランを紹介するようなところのようです。運営は民営でやるとのことですが。

たしかに大手三社以外にも選択肢もあり、さらに大手三社もサブブランドやら新プランやら、なにがなんだかと混乱している消費者は多いわけで、そういったものを整理しながら説明できる場があれば、よりいいプランを選択できるようになるとは思います。

しかしそれを国が主導でやるというのはなかなかですね。通信が国営ならわかりますが、そこまでやるのか、と思いました。

中立な立場でいったいどのようなものを勧められるのか、ちょっと気になりますね。

民営と国営のさじ加減

そんなにこだわりがあるならいっそ、スマホも国営にしてみたらいいのでは…なんて声も聞こえてきそうですが、やはりこういうのは市場論理にある程度任せておくのが一番です。

民営と国営のさじ加減は難しいですね。

民営化すれば競争が生まれサービスも価格もよくなる、という考え方は間違っていないと思いますが、しかし携帯に関しては寡占状態になってしまいました。

携帯以外の業種だとどうなんでしょうね。電力も自由化され多くの企業が参入できるようになりましたが、結果的にめっちゃ電気代が下がった!みたいなことになったかというとそういうわけでもありません。まぁでも電気と携帯は同じベクトルで考えるわけにもいきませんからね。

なかなか理想通りにはいかないものですが、昨年から推し進めている携帯料金値下げについては政府のごり押しもあって、今年はかなり動くと思います。昨年から言っているように、3月までの各社の動きに注目です。