2021年は軽量版OSに注目!Windows 10Xが登場へ


Windowsに、新しいOSが登場しようとしています。

その名も「Windows 10X」というものです。

まだまだ未知のOSですが、先日その画面が一部リークされました。

Windows 10Xが登場へ

新しいWindows10Xは、通常のWindows10の軽量版という位置づけです。

Microsoftの新OS「Windows 10X」のほぼ最終版がリーク、Chrome OSに近い見た目の軽量版Windowsとの評価

こちらの記事にある画像をみると、たしかにChrome OSに似ているような印象を受けます。

もちろん具体的にどのような形で動作するのか、そもそも手持ちのPCにインストールできるのかもわからないです。

次のテーマは軽量版OS

OSもいろいろありますが、次のトレンドはこういった軽量版OSになっていくと思います。

こう思う理由は二つあります。

一つ目は途上国をターゲットにしたマーケティングです。先進国はほぼすべての人がスマホを持ち、PCを持つようになっています。ここで新たなユーザーをがんばって獲得するよりも、途上国のまだスマホやPCが普及していない地域を狙っていくほうが、多くのユーザーを獲得できるチャンスがあります。

しかし、途上国は高価なスマホやPCを手にすることはできません。そこで、スペックを下げたスマホやPCを安く売ることが必要で、そういった機器でも動く軽量版OSが必ず必要になります。

Chrome OSがかなりの軽量版OSということでシェアを伸ばそうとしている中、Windowsも負けじと軽量版OSの開発が必要となります。

もう一つは、環境問題への意識が高まっていることもあり、これまでのように頻繁にスマホやPCを買い替えるという意識が減る方向へ進む可能性があります。iPhoneも古いシリーズのものもサポートするようになっています。Windows10も、けっこう古いPCでも動きますよね。

これができる背景には、根本的にスマホやPCの完成度が上がっているということもあると思います。PCについては10年使うのは決して難しいことではなくなってきました。スマホも5年くらいは使えますが、今でているスマホはもっと長く使えるかもしれません。

古いスペックのPCでも動くOSを開発すれば、それだけユーザーを長く自社サービスに留めることができます。やはり、軽量版OSの開発は必要です。

個人的にも興味津々

メインPCは音楽の仕事があるものですから、どうしても軽量版OSとはいかないかもしれません。

しかし、サブPCについてはすべて軽量版OSでもいけるかもしれませんね。実際にサブのデスクトップはChrome OSを使っていますが、なかなか快適です。

ノートPCを持つ人が増えたので、そういったユーザーに買い替えを促進した結果、Macなどに移られてしまっては企業としても困るわけで、やはりWindowsとしては軽量OSを一般向けにもリリースするようになるんじゃないかな、と期待もしています。

Chrome OSにしても、どうにかシェアを伸ばすために古いノートPCユーザーをターゲットに切り替える動きもあります。

もしこの軽量版Windowsが一般向けにリリースされたら、ちょっと使ってみたいですね。Chrome OSと違ってWindows用のソフトを動かせる可能性もあるのであれば、かなり有利です。今年、ちょっと追っていきたい情報の一つですね。