QUESTIONより:電話が苦手な若者たちにどうフォローすべきか


QUESTIONより

うちは営業会社の為、取引先やお客様と直接電話で話す機会が特に多いです。新卒社員がとにかく電話にでたがらなくて、理由を聞くと「話すのが苦手」と言われ…営業職だし、そもそも電話で相手と話せないと仕事が成り立たないよ?と話したのですが正直仕事に支障が出て困ってます💦 ここ数年はとにかく人と話すのが苦手な人が多い印象を受けます。人と話すこと電話応対に自信を持ってもらうにはどうフォローするのが一番良いと思われますか?


これ、なんかわかりますね。

まぁでも最近の若い方は、ますますその傾向は強くなることでしょう。

会社での電話が苦手な若者

昔は、家には固定電話があるだけでした。誰かの家に用事があって電話するのであれば、家の電話にかけます。

だれがでるかわかりません。

まず自分が誰かを名乗り、誰に用事があるのかを知らない人(相手の家族)に連絡し、要件を済ませるわけです。

こういった現代では高難易度な出来事を、昔の人は小学校低学年からしていたわけです。

今では考えられないことです。

00年代以降、高校生にもなれば一人につき一つの電話番号が割り振られるようになりました。

しかも誰から着信があるかわかるわけで、電話をスタートする前からそのコミュニケーションのハードルはぐっと下がります。

非通知での電話はできるだけ取りたくない人も多い中、会社での電話はすべてが非通知のようなものです。

しかもそれが仕事のやり取りともなれば、電話はしたくないですよね。

仕事の電話は今後減る

ビジネスでの電話は、今後必ず減少傾向に向かうと予想しています。

電話の方が早い、楽だという意見もわかりますが、効率を考えると圧倒的にメッセージでのやり取りのほうがいいです。

電話は相手の時間も奪うことになります。自分の時間も奪われます。

記録に残らず、情報伝達ミスが起きる可能性もあります。

彼氏彼女とのやり取りならともかく、ビジネスでの電話は非効率です。

貴重なリソースを電話にかけなくても住むように、問い合わせも電話を用いない会社も増えています。

用事があれば電話すればいいだけの話で、基本的にはメッセージでのやり取りがメインになります。

そうじゃない場合は、電話を通り越してテレビ会議をする場合もあります。

がっつりと話し合いが必要ならばテレビ会議、諸連絡ならメッセージ、電話はやや中途半端な位置づけにいるような気もします。

電話の苦手克服法

とはいえ、まだまだ電話に関する需要もあり、苦手なままでいいとは言えません。

根性論でこれを片付けることもできますが、なにかいい方法はないでしょうか。

まぁ自分もこういった電話を取る仕事はしてないもので、仕事で電話をすることはあれど、知らない人からバンバン電話がかかってくるような現場には居合わせません。

そんな人がなにをアドバイスするのかという話でもありますが。

電話がなぜ苦手かというと、それを話すのが苦手だ、と考える人もいます。

まぁそうかもしれないですが、根本的な原因はそこではないような気がします。

怖いと思う理由は、十分なコミュニケーションができるかどうか、つまり相手が何を言っているのか聞き取れるか、それに対して答えられるかという不安だと思うんですよね。

まぁなんせすべてリアルタイムに繰り広げられますからね。当たり前の話ですけども。

あえて対処法を考えるのであれば、ゆっくりしゃべることだと思います。

相手のペースに乗ると、早口のままよくわからないまま終わってしまうかもしれません。

自分のペースで会話ができるかということです。もちろんそれにも限度もありますが。

あとは電話の近くにメモを置いておくことですよね。

相手がいったことをメモが取れると、そのメモを見ながら相手に確認をすることもできます。

今は音声認識も発達しているので、電話もすべてリアルタイムで目の前に文字起こしされれば、電話が苦手なのも少しは解決したりして?