血液型は何種類?実は4種類ではなく〇〇種類も!最近の血液アレコレ話


血液型、みなさんどれくらい気にしますか?

血液型というとどうしても占いが先行してイメージされがちです。

とはいいながらも、大きな怪我などがあれば輸血しなければならず、そうなったときに血液型が重要になります。

血液型を知らないまま生きていくこともできますが、占いや性格診断で周りと話を合わせるだけではなく、輸血などの問題もありますので、自分の血液型を知っておくのは大事ですし、彼氏彼女、バンドメンバーくらいの血液型は知っておいた方がいいでしょう。

血液型の種類は多い

そんな血液型ですが、A型、B型、O型、AB型の4種類で区分されると考える人が多いでしょう。

それは間違っていないのですが、実は血液型は他にもたくさんの種類があります。

なんと、300種類もの血液型があるそうです。公認されているものはそのうち37あります。ちなみに37個目の血液型はつい先日認定されたばかりで、これからも数が増えていくかもしれません。

よく聞くのがRhマイナスというやつですが、これか各血液型に付属するパターンで、A型のRhマイナスとか、そういう言い方をします。どれも数少ない血液型です。

ちなみにRhというのはRhesus monkey、つまりアカゲザルのことを指す言葉で、文字通りアカゲザルと同じ赤血球の血液型抗原があるかどうか、ということを意味します。

最近見つかった新しい血液型はKANNO(カノ)というものです。日本で1991年に採取された血液で、30年近くの時を経て認定されました。

採血者の名前がネーミングの由来ということで、菅野さん、神野さんの血液型なのでしょうか。

万能血液の開発は

今のところ、医療は発達していますが血液を人工的に作るのはやはり難しく、どうしても輸血に頼るほかありません。一応、手術のときに血液の代わりに代替血液というものを使うこともありますが、それも本当の意味で血液の代わりになるものではありません。

ただ、強いて言うならば、人工ではありませんが、万能血液はO型です。O型の血液は、どの血液型に輸血しても大丈夫だからです。

そんなこともありO型の血液は貴重なのですが、なんとA型の血液をO型に変えてしまうという方法が開発中です。

この技術が確立されれば、さらに多くの輸血用血液を確保することもできますね。

そして今は骨や皮膚、臓器などを次々と作り出す研究がなされているので、そのうち人工的に血液を作ることもできるかもしれません。