1月6日はケーキの日。ケーキを食べながら文明開化に思いを馳せてみましょう。


今日はケーキの日です。

1879年、上野にある風月堂が東京日日新聞(今で言うところの毎日新聞)に初めてケーキの広告を出した日になります。今から140年も前の話です。

日本人が知るケーキ

もっともカステラのようにヨーロッパの菓子ははるか昔から日本にも伝わっていました。

とはいえ、一般庶民が食べるお菓子は和菓子がメインです。

上野風月堂|創業から愛され続けて270年|上野風月堂の歴史|明治・大正時代のおはなし

こちらの風月堂のホームページによりますと、明治初期からかなり積極的に洋菓子販売に着手していたようですね。

いったい、明治時代に日本人が口にしたケーキはどのようなものだったのでしょうか。さぞかし衝撃的なお菓子だったことでしょう。

文明開化の音

明治初期は、まさに文明開化の時代です。

建物、食べ物などが一気に西洋風となりました。その後の地震や戦争で多くのものを失いましたが、江戸から明治になり、街並みやものの考え方すらまで大きく変わります。

「散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がする」

という有名な文句もあります。これは明治四年にでた散髪脱刀令によるものです。これまでのようにちょんまげで刀を持って着物で歩く、というスタイルが一新されることになりました。

ちなみに法令で多くのことが決められるようになり、この頃には「仇討ち」「さらし首」など江戸時代にはOKだったことが次々と禁止になりました。

※ちなみに刀に関しては華族については「官吏等礼服の時は帯刀すべし」とルール化されていました。

※女性も勘違いして髪を切る人がいたようで、東京府より「女子断髪禁止令」というのもでたようです。

日本の長い歴史の中でも、明治維新後のこの文明開化によるパラダイムシフトはさぞ大きな出来事だったことでしょうね。

あれから140年、日本にもたくさんのケーキ屋さんがあり、多くの人に愛される存在となりました。結婚式、クリスマス、誕生日などお祝い事のときは必ず登場します。

今日はケーキの日。文明開化の音をぜひ感じてみましょう。

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