赤ちゃんの名前は世相が反映される傾向にあり、人気のスポーツ選手や芸能人の名前が入ることもあれば、犯罪などで悪いイメージがつけば、その名前の人気は一気に下がります。
日本でもそういった傾向にありますが、海外では海外ならではの面白い傾向があるようです。
アレクサが不人気に
イギリスの赤ちゃんの名前で、アレクサが不人気になっているそうです。
英国で赤ちゃんの名前「アレクサ」の人気低下、アマゾン製品が影響か(ロイター) – Yahoo!ニュース
なるほど、アレクサといえばAmazonの音声アシスタントで使われる名前で、世界的にも有名な単語になりました。
「アレクサ、〇〇して」といえばそれをやってくれるわけですが、まぁたしかにアレクサを避けたい気持ちはわかります。
「ヘイSiri」「OKグーグル」はそれにくらべれば、子供の名前には使われなさそうですね。Amazonはどうしてアレクサという名前にしたのでしょうね。
一応Wikipediaを見てみますと…
Alexaという名前は、Xとの間に硬い子音があり、より高い精度で認識されるという事実のために選ばれた。 この名前は、アレクサンドリア図書館を連想させると主張されている
とありました。たしかに、音声的に認識しにくい名前ですと、AIアシスタントの精度も下がってしまいますしね。
別説としてAmazonの子会社であるアレクサ・インターネットから取った、という話もあります。
人気のオリバーとオリビア、由来は?
イギリスでは男はオリバー、女はオリビアというのが1位の名前らしく、もう6年間も首位だそうです。
これはイギリスだけではなく、ニュージーランドなどイギリスの影響を受けている国にも共通していることのようです。
この二つの名前、どちらも由来はオリーブです。オリーブオイルのオリーブです。キリスト教では重要な平和のシンボルとして象徴される植物でして、そんな思いも込められていることでしょう。
それじゃあ日本は?
日本だと、ランキングはこのような形になっています。
発表!2018年赤ちゃんの名前ランキング[赤ちゃんの名づけ・命名]|たまひよ
みなさん読めますか?
日本もコロコロ変わるわけではなく、やはり数年単位でゆっくりと移行していくようですね。とはいえ、欧米と違って数十年前の人気の名前が上位にくることはあまりなさそうですね。