QUESTIONより:募金、賽銭、ご祝儀、子供の小遣い…彩雨さんの考えるキャッシュレス文化


QUESTIONより

彩雨さんはあまり現金を持ち歩かないと、以前どこかでお話ししてくださったかと思います。(違ってたらごめんなさい) 今、台風15号の被害への募金を始めたというのを、セブンイレブンで見かけました。 募金箱は基本的に現金だけだなぁと思って、この流れで行くと募金の金額にも影響が出てくるのでは?と、思いました。 彩雨さんはどう思いますか?


現金、持ち歩かないですね。まぁ全国ツアー中はさすがに財布は持っていきますけど、ちょっとスタジオ行くとか、ちょっと都内でライブやるとかだと、財布は家に置いていっちゃいますね。

まぁそれでたまに急にだれかとご飯食べに行くとか飲みに行くとかの話になると、キャッシュがないのでメンバーにお金借りてます。

募金とキャッシュレス

募金はたしかに募金箱は現金のみですけど、この前は新宿で募金活動していた人たちはPayPayで募金(送金)できるような仕組みにしてましたし、現在はネットではTポイントなどでも募金できる仕組みもできていますし、必ずしも募金額が少なくなるともいえないかな、とは思います。

ただあまったおつりをそのまま箱にいれる、というようなことはなくなってくるかもしれませんね。

だけど、例えばレジ横の募金箱にSuicaの読み取り機能がついていて、タッチするだけで100円募金、みたいな機能があれば、むしろ募金額は増えそうな気もします。

賽銭とキャッシュレス

お参りというのは賽銭箱にお金をいれてガラガラならして…と一連の動作がお参りみたいな感じになってますので、その一部がキャッシュレスというのはどうでしょう。

お参りした気にならないような。ということで、賽銭がキャッシュレスというのには抵抗感がある人も多く、実は自分もちょっと抵抗感があります。

実はすでにお賽銭をキャッシュレスにしているところもあります。

メリットとしては、外国人観光客が自分たちの国の硬貨を入れる人がいるようですが、外国のコインは換金できる場所は少なく、心では寄付ができていても、寄付になっていないのでそれを防げるようにということや、賽銭泥棒対策にもなります。

デメリットとしては、やはりお参りした気持ちにやってる側がならない?こと。あとは、キャッシュレスにすることでどこかの企業は誰がどこにお参りしたかがわかるわけですが、そういう心に関することまでデータを収集されちゃっていいの?というところですね。

ご祝儀とキャッシュレス

結婚式のご祝儀、これもキャッシュレス化することもあるでしょうか。

まぁたしかに袋に入れて、という煩雑さからも解放されます。袋なんて、どんな高級なのにいれても見ないで捨てちゃいますしね。

それを結婚式中に預かる人も解放されますし、結婚式が終わった後に袋から出すめんどくさい行為からも解放されます。

メリットしかない?

うーん、どうでしょう、みなさん結婚式って何回やりますかね。何回行きますかね。

やる側だって、人生でそんな何回もやる人もいないでしょう。行く側だったら何回か行くでしょうが、年に20回、30回も行く人は稀だと思います。

どうでしょう、自分はキャッシュレス推奨派ではありますが、そんな数が多いわけではない結婚式くらい、従来通りでいいんじゃないのとか思っちゃいますけどね。多少めんどくさいところはあれど、そういっためんどくさいところまで夫婦で考えて、あれこれ喧嘩しながらやるところを含めての結婚式なんじゃないかなと思います。

ただまぁ、これは夫婦側があえて全部キャッシュレスでやる、みたいな趣旨の結婚式を企画したい人もいるでしょうし、まぁそれならそれで面白がってやるとは思いますけどね。

小遣いとキャッシュレス

最近は、子供の小遣いもキャッシュレス、なんて家庭もでてきているみたいですね。

昔は給料は現金で手渡しの時代がありましたが、現在は振り込みが一般的です。

理由はいくつかありますが、あの三億円事件をきっかけにそうなったみたいな話もありますよね。

現金で子供に小遣いを渡すことでお金のありがたみを…という意見もあるでしょうが、もはや給料が振り込みになったときも同じような話があったんじゃないかなと思います。

自分は子供の小遣いがキャッシュレスなのはアリだと思っています。

なににお金を使ったのか、現在いくら残っているのか、その履歴も毎月家族でオープンにすることで、お金に関して社会性を養えるようなところもあると思いますけどね。カツアゲに合うこともないですし、お金を落とすこともありません。

まぁお年玉はポチ袋で現金のほうがいいかなとは思いますけど、月々のお小遣いはチャージでいいんじゃないですかね。