フォーエバー21が日本を撤退へ。東京暮らしで求められるミニマリストとは?


時代が変われば、考え方も変わるということで、同じビジネスモデルを続けていくというのは難しいことなんだなと思います。

先日、フォーエバー21が日本を撤退しました。

以前はファストファッションが大流行し、原宿を歩く人はみんなフォーエバー21の袋を持っていたようなころもありましたが、残念なことです。

暮らし方が昔とは違う

このフォーエバー21撤退についての記事がありました。なかなか興味深く読ませていただきました。

服もミニマリストが主流に ~フォーエバー21撤退の理由~(米澤泉) – Yahoo!ニュース

記事内で指摘しているのは、単純に流行がどうというよりかは、暮らしについての考え方の違いです。

今はミニマリスト的な考え方をする人が、都市部を中心に増えています。

数十年前でしたら郊外ででも広い家を、と考える人が多かったですが、近年は狭くても東京での暮らしを、と考える人が増えています。

とくに最近は大型のタワーマンションだけでなく、一戸建てでも一件分の土地を三つや四つに割って、細長い一戸建てを作り販売するやり方も主流になっています。

若い人も年配層も都市部に向かっているのが、昔との違いです。

その結果、当たり前ですが家が狭いわけで、否が応でもミニマリストの生活を強いられます。

家に何着も服を置く時代は終わり、汎用性の高い服を少なく持つスタイルということで、安くて奇抜なデザインで大量に、という販売スタイルが日本の都市部の暮らしと合わなくなっているのかもしれません。

記事では東日本大震災後から動きやすく心地よいファッションが求められていることまで言及されています。たしかにそうかもしれません。

服もサブスクリプション

つい先日、所有するという考え方がなくなるという話をしました。

ついにサブスクリプション型自動販売機も!未来は所有するという概念がなくなる?

服についてもサブスクリプションの考え方が生まれ始めています。

まぁ衣装のような普段着ないものならばレンタルもまだわかりますが、日常的に着るものもレンタルなんてアリなのでしょうか。

とはいえ、ここは考え方次第です。サブスクリプションにすることで、ノーリスクでいろんな服を着ることができますし、家の引き出しをパンパンにする必要もないわけです。

このあたりはどうでしょう、自分はけっこう物持ちがいい方で、なんだかんだで物が増えてしまう性格をしています。

ミニマリストにあこがれの気持ちはありませんが、東京で暮らす以上は、ミニマリスト的な考え方を身につけないとこれからやっていけないな、とは思っています。

実際に、音楽制作については機材周りは昔に比べてかなりコンパクトになりました。これは意識的にやりました。音楽や漫画も、電子化にすることで、かなり大量に処分をしました。

うーん、現実は厳しい!でも自分はお金持ちになって超広い家に住んだとしても、物が増えすぎて生活スペースは今と変わらないんだろうなと思います(笑)

ミニマリスト的な考え方を勉強しよう!!