映画館、ライブハウス、劇場は日本でも閉鎖していますが、これは海外でも同じことです。
活動の場をネットに求め、配信などを行っている個人や企業が増えています。
映画のネット配信はあり?
例えば音楽ライブやスポーツイベントは無観客での配信というのはよく行われていますし、正直なところそれほど違和感もありません。
では、映画だとどうでしょう?
映画の無観客配信、というよりは…
映画のデータをそのまま配信するということですね。
ライブやスポーツの無観客放映より、ある意味楽ですし、ある意味安全ですよね。
一番ノーリスクで、一番簡単に収益化できるということで、もうすでに撮影や編集を終えた映画を配信に、というのはわかるような気もします。
海外ではこういった動きもあるようで、それにいて劇場側が反発するなど、多くの意見がでているというニュースがありました。
劇場側反発 止まらぬ新作映画オンライン配信の流れ – ハリウッド直送便 – 芸能コラム : 日刊スポーツ
なるほど、まぁ反発する気持ちもわかりますけどね。
そういえば前にもあった
実は前にも同じようなことがありました。
アヤノ.メでも取り上げたのは、二つです。
一つは映画館のサブスク化について。
もう一つは、ネットフリックスの映画、ようするに配信の映画にアカデミー賞から除外するかどうかということです。
今回のようなコロナはきわめてイレギュラーな話ではありますが、このコロナによって強制的に、ハイスピードに変わらされてしまう多くの事柄の一つが、この配信と映画館の関係なのかもしれません。
こういったことはコロナ後でも続くとみられ、今回のコロナが万が一長引くのであれば、映画は当たり前のように配信でも見ることができる、となっても不思議ではないかもしれません。
音楽ではすでに配信とCDが同時に発売されることになっていますし、そのことについて特に違和感はありません。昔はそれでも配信をCDより遅らせるといったこともありました。レンタルCDなんかも、店によるかもしれないですが、そういうときありましたよね。
映画についても同じような道をたどる、というか、辿らざるをえないのか、というか、表現は難しいところではありますが、日本でも似たような流れはでてくるかもしれません。
もっとも、コロナが長引けば撮影なども支障がでて、新作の映画が作りにくくなるという可能性も高そうですけどね。
他にもたくさんありそう
今回は映画と配信について取り上げましたが、技術的にはできるけど、なんかそれNGというか、タブーというかで、やってなかったことって実はけっこうありそうなんですよね。
もっとも映画館がこの世からなくなるとは思えませんが、コロナ次第では映画のあり方については変化があるかもしれません。