TwitterというのはとてもおもしろいSNSではありますが、ユーザーの質については度々議論になるところでして、Twitter社も投稿の質を高めるべく、多くの試みをしています。
これはTwitterに限る話ではありません。YouTubeも危険な動画などをブロックするなど、質の向上を目指しています。先日も有名なユーチューバーの方がアカウントを停止されてしまいましたね。
Twitterも悪質なユーザーや機械によって作られた実態のないアカウントを停止するなどの措置を厳しく行っています。それによって結果的にSNSの利用者が見かけ上は減ってしまうわけですが、それでもやるというのはとても好感が持てることです。
だれがオリジナル発言かを特定
Twitterは非常にデマが多いのが問題になっています。
災害時など良かれと思ってリツイートするも、大元がデマであってはどうしようもありません。
通常のリツイートでしたらデマの拡散はある程度防ぐことはできるかもしれませんが、引用リツートや大元のツイートをコピペして掲載するといった、いわゆるパクツイという形ですと、どうにもなりません。
現在、Twitterはそういった問題にも対処すべく、だれがオリジナルのツイートであるかを判別するような機能をテスト中とのことです。
これはなかなかおもしろい機能ですね。なんかいいこと言ってすごいバズったツイートがあったとしても、実はそれはオリジナルではなくパクツイかもしれません。この機能が実装されれば、そういうのもわかるわけです。
とはいえ、複雑な日本語でもそういったところ判別できるのかな、とちょっと気になるところもありますが、注目したい機能ではありますね。
ネットの健全化は可能なのか
インターネットというのは人間の欲求や欲望が丸出しになるところでもあります。
インターネットによって人間の善意が溢れ出る出来事ももちろんありましたが、悪意に満ちた攻撃も多く見受けられます。
その理由は匿名性が高いという性質なども挙げられるでしょうが、そんな単純な話でもないのかもしれません。
大手SNSは健全化のために規制などをかけるようにしていますが、つまるところ規制のないSNSが登場しそちらにユーザーが流れれば、結局同じ話です。
インターネット、そして新しい社会の精神性はどう変化していくのか、というのも個人的に興味を持っている分野でもあります。