スマホやモバイルWiFiがあれば外でも自由にインターネットにつながることができます。
それらがSIMカードを内蔵し、契約をすることで通信をすることができる仕組みです。
当たり前の話ですけど。
現在はスマホでのテザリングが一般的になっていますので、スマホがあればWiFiに接続できる機器であれば、どこにいても使えるようになりました。
テザリングはとても便利ですが、スマホの電池の消費量が上がってしまうなどの問題もあります。
一番いいのは、それぞれの機器が勝手にスマホのようにネットにつながることです。
Macbookもついに5G対応へ?
先日、Macbookが5G対応のものを2020年に打ち出す、という報道がありました。
今のところSIMカード内臓できるMacbookはたぶんなかったかと思いますが、これは本当にでるのであれば新たな試みですね。
iPadはSIM搭載型とWiFiモデルの二つがでています。
自分自身はタブレットはこれまでWiFiモデルしか使ったことがありません。とはいえ、それがSIM搭載のセルラーモデルであれば便利だろうな、と思うタイミングは何度かあります。
まぁ外での利用頻度がそれほど高くないため、さすがにセルラーモデルにするのは贅沢ですからね。
Microsoftが出しているSurfaceはiPadやMacbookのライバル機にあたるでしょうが、こちらはしっかりセルラーモデルが存在しています。
SurfaceはまさにiPadとMacbookの中間のような用途ができる存在です。Macbookも外で使う人が多く、セルラーモデルは意外と重宝されるかもしれませんね。
値段はすごいことになりそうですが、どうでしょう。
その他にもある、セルラーモデル
実は、こういったセルラーモデルは他にも存在します。
有名なところですとAPPLE WATCHです。
通常はiPhoneとセットで持ち歩くものですから、ぶっちゃけセルラーモデルである必要性はありません。
ただ、例えばiPhoneを置いて外でランニングしたい人などは、セルラーモデルはとても便利です。
近年は先述の通りテザリングが当たり前になっています。しかし、昔はテザリングは日本では禁止されていまして、行うことができませんでした。
そのため、モバイルWiFi以外ですと、外で通信を行うためにはセルラーモデルの購入が必要でした。
昔はSONYが出したモバイル用ゲーム機であるPS VITAはセルラーモデルが存在していました。しかも、3Gです。
完全に時代を10年先にいっていましたね。自分のまわりでこの3Gモデルを使っている人はいませんでした。
最近のものだと、やはり自動車でしょうね。ドコモはdocomo in Car Connectというサービスを始めます。
車内でWiFiが完備される、といわれてもピンとこないですが、最終的にはコネクティッドカーという形を目指しているのかなと思います。
そのあたりについてはこちらでも。
将来は本格普及も?
将来的にどんなものでもセルラーモデルが存在するようになるのかというと、それも違うかなと思いますけどね。
家庭内であれば自宅WiFiで事足りるわけですし、身に着けるものでもBluetoothでまかなえる部分は大きいですからね。
ただそれも、これまでの話です。
通信料金の値下げがさらに実現すれば、セルラーモデルを所持することの金銭的負担は減ります。さらに5Gの普及によってネット環境が変わるのであれば、また新たな用途が生まれる可能性もあります。
現在はeSIMといって、カードがないタイプのSIMカードも登場しています。そもそも理屈としてはカードいりませんしね。
今のところまだあまりイメージしきれていませんが、身の回りのものの多くがセルラーモデルとなりネットにつながることによって、生活は大きく変わるかもしれません。